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子どもの教育のために犬やペットを飼うのは逆効果!?

 
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 子どもというのは、好奇心が旺盛ですから、動物が好きで、ペットを飼いたがるものです。ペットが出てくるアニメや映画にも感化されやすいですし、大人が嫌がるナメクジやダンゴムシでさえ、子どもたちには興味の対象です。言い方を変えると、子どもがペットを飼いたがるのは、その程度のことであって、毎日世話をして5年後10年後のことを考えているわけではないということです。

 身近にペットを飼っている友達がいるとなお、うらやましがるでしょう。ペットを飼っている家に遊びに行くと、そのたびに「ウチも犬を飼いたい」などとせがまれるかも知れません。

 親も親で、ペットを飼った方が子どもの教育上良いのではないか、などと考えてしまいがちです。しかし、そんな考えでペットを飼うのは誤りです。

 まずはペットも命のある動物ですから、教育上の都合などで飼うべきものではありません。そして、子どもは必ず、飽きます。ペットを飼うのなら、親が自分自身で飼う覚悟でのぞむ必要があります。つまり、親自らが「ペットを飼いたい」と思っているのでなければダメだということです。「子どものために」などと考えている時点で、自分は欲しくないということですから、アウトです。

 飽きられたペットは、かわいそうです。粗末に扱われ、散歩にも連れて行かれず、
悲しい死を迎えるでしょう。そういうペットの虐待が、子どもの教育にプラスどころか、果てしなくマイナスに働くことは当然です。かえって教育には逆効果になってしまうのですから皮肉なものです。

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