アルバイト先で浮いているというのは、良くあることです。あまりにも浮いているのならやめれば済む話ですが、それほど気にすることはないでしょう。

　大抵のアルバイトは、一斉採用ではないので、誰でも、最初は転校生のようにして飛び込むことになります。ここで、生まれつき人なつっこい人や、かわいい子、明るい子などは、すんなり馴染むことができたりしますが、どちらかというとそっちの方が才能です。

　自分より後に入ってきたバイトの方が、先に馴染んでしまうこともあります。でも、気にする必要はありません。

　休憩室などで、会話には入れず、困ってしまうこともありますね。他の人たちがしゃべっていると、まるで自分が仲間はずれにされていると被害妄想を抱くかも知れませんが、気にしないことです。間が持たないときには、ペットボトル飲料のラベルを隅から隅まで読み込ませて、気持ちを落ち着かせましょう。分かる人なら、「若林くん」と声をかけてくれるはずです。

　アルバイトは、友達を作るところではありません。時間と労働力を切り売りしてお金をもらうことが第一。 そして、社会勉強です。友達ができるのは、あくまでも副産物ですから、バイト先で友達ができないといって嘆くのは、お門違いというものです。