普段は全く気にしていないのに、ある日突然、左右の指の長さが結構違うことに気がついて、気になって仕方がなくなることがあります。

　人間の体は、そもそも、左右対称ではありません。心臓は左にあるし、大腸が通るルートだって左右対称ではありません。しかし、外見的にはほぼ左右対称ですし、その方が美しいので、やはり指の長さも太さも左右で完全に同じ方が理想ですね。

　実際には、よく使う指の方が発達して太く長くなるようなことはありますし、過去の病気やケガが原因で左右差に現れることもありますから、それほど心配することはありません。

　そうはいっても１ｃｍも違ったり、あるいは、どちらか一方の指が最近日増しに伸びているというような場合には当然注意が必要ですので、総合病院を受診すると良いでしょう。

　左右差として許容範囲なのか、それとも何かの疾患や異常がかくれているのかについては、素人では判断がつきません。