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東京の山手線は、環状線とは言っても南北に長いいびつな形をしていますので、東西方向に横断するにはそれほど時間はかかりません。一周約60分の山手線ですから、円周率で割った20分弱よりも、もう少し早く横断したいところです。
最も早く、山手線の西側と東側を移動できるのは、JR中央線(快速)です。神田から新宿まで12分で、途中停車駅駅も二個。快速とは言いながらも、深夜早朝を除けば3~7分に1本程度ありますから、十分な利便性を確保しています。
地下鉄となると、最も早いのは、大手町(東京駅直結)と高田馬場を14分で走る東京メトロ東西線でしょう。距離も長いですが、線形が良く、スピードそのものが早いため、イライラが少なくて済みます。東西線の大手町駅は東京駅と専用通路で結ばれていて、「東京駅だ」と言っても殺されることはない程度に近くて一体となっています。
都営新宿線も、小川町~新宿は14分で走りますが、小川町は山手線の東端とは言えない位置であり、山手線の駅とつながってもいませんから、やや苦しいところです。
しかし、実は一番早いのは上記いずれでもなく
「都営浅草線だ」と言うこともできます。五反田~三田(=田町)はわずか6分です。しかし、これを正解としてしまってはいささかインチキとの誹りを免れない気がしますね。
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