ホワイトデーのお返しは、バレンタインの告白への応諾になるか?
バレンタインデーは、1年のうちで女性から告白ができる貴重な日で、日本ではチョコレートを贈ることが慣習化されています。もっとも、日本においてやり取りされるバレンタインのチョコのほとんどは義理チョコや、恋人間・家族間で成されるもので、本当の意味での告白めいたチョコレートは、割合としては多くはありません。
義理チョコの類に対しては、ホワイトデーにお返しをするのは当然です。これは、香典返しのようなマナーと考えるべきでしょう。
しかし、本当に告白めいたバレンタインのチョコレートに対し、ホワイトデーに飴やその他のお返しをすると、告白に対する了解やOKを示す、応諾のサインになってしまう可能性があります。ホワイトデーは本来は、バレンタインの告白に対する回答のためにあるわけではなく、単なるお菓子業界のイベントにすぎませんが、気をつける必要はありますね。
義理を通し、なおかつ告白に対するイエスと取られないためには、
もらったものの10分の1ぐらいの予算で異常にしょぼいものを買って渡すことも考えられますが、相手を傷つけかねません。お返しをしない、というのが最も良いでしょう。チョコレートは一部の人気男性に集中する傾向があるので、実際問題としてお返しなどしていられないという事情もあります。
義理堅くてお返しをしないなんて無理、という人は、「チョコレートありがとう、今後も友達としてよろしくね」というカードや手紙を添えると良いでしょう。
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