「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
住宅ローンで融資を受けてマイホームを買うと、人柄や人格がガラッと変わってしまう人がいます。中でも、「繰上返済の鬼」と化す人は意外と多いものです。
繰上返済は、確かに金利負担を減らしますから、支払総額を減らすには有効なのですが、できるだけ繰上返済をすればよいと言うものではありません。良く言われることに、手元資金を残しておくべきということがあります。年収の1年分ぐらいは貯金として取っておき、失業や病気などに備えておくべきだというものです。
それは当然なのですが、繰上返済とはそもそも、自由になるお金を減らすものですから、全くしないという考え方もあります。いつでも繰上返済できるだけの貯金を引き当てておき、元本リスクの小さい投資信託などで住宅ローン金利と同じぐらいの利回りで運用しておけば、繰上返済しないことによる金利負担も気にならなくなります。
住宅ローンは、金利も低く、最も質の良いローンです。繰上返済をした代わりに
車のローンを組んだりカードローンなどを利用することは、あってはなりません。他で借りたくなるお金の肩代わりの意味でも、住宅ローンで借りた資金は返さずに手元に取っておくのが良いともいえます。
は編集部のオススメ記事です。