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安全な高速バス 居眠りしない運転手

 
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 高速バスの運転手による居眠り運転で、悲惨な重大事故が起きました。世間では、これを「過酷な勤務」「休憩が足りない」などと言っていますが、それは本質とはほど遠いですね。

 高速バスの運転手は、下記の点において、「眠くならない方が不思議」です。

・電車と違って駅停車がない。
・市営バスと違って、信号停車や停留所停車がほとんどない。
・乗用車やトラックと異なり、眠いからと言って歌を歌ったりできない。
・乗用車やトラックと異なり、眠いからとラジオを聞いたりできない。
・タクシーのように、お客さんと会話できない。
・暗い夜中に走ることが多い

これは、どんなに休憩が十分で、睡眠不足でなくても、眠くなります。眠くなることを前提に、対策を取るべきでしょう。

 最も効果的なのは、
やはり会話です。乗務員が二人いれば、交代で仮眠など取らず、ずっと会話をしているのが本当は安全です。しかし、今の日本は、「乗務員が私語をしながら運転している」などと通報しかねません。窮屈な世の中になったものです。

 トラックの運転手が、無線(ハム)をやって退屈を紛らすのと同様、バスの運転手にもこれを認めると、眠気からは解放されるかも知れませんね。もっとも、ハンズフリーの携帯電話でも運転中の事故の原因となるそうですから、その意味の危険はありそうですが。

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