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子どもは成長と共に一人でできることが増えていきます。一人で入浴したり、一人で出かけたり、電車に乗ったり。そういった中で、意外に悩ましいのが、「火を使う調理を、何歳から、やらせるか」という問題です。
IHなどの電磁調理器であっても、安心はできません。確かに火事の心配はありませんが、現実的には、火事よりもやけどの方が注意するべきで、その危険性は電磁調理器でも変わらないからです。火が見えない分だけ、子どもが恐怖を感じずに油断する可能性があります。一目見て熱いかどうか分からないこともあります。それに、電磁調理器の発する強烈な電磁波は、子どもの健康を損なう心配もあります。
まず最初は、やかんで湯を沸かすことからさせると良いでしょう。湯沸かしポットしかない家庭では、この機会にやかんを購入するべきです。
そして、カップラーメンの調理や、ティーバッグで紅茶を入れるなどができるようになります。次に、卵焼きやオムレツの調理です。ナベで袋入りインスタント麺を調理するのは、これらに比べると危険性が高いでしょう。
いずれにしても、子どもに火を使わせるのは小学校の
高学年に入ってからにしたいものです。親がそばに付いている状態で行なう場合は、この限りではありません。
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