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ジンギスカンは、チンギス・ハンが考えた料理?

 
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 日本で羊肉(ラム、マトン)を用いた料理といえば、思い出されるのは何と言っても「ジンギスカン」でしょう。手っ取り早く言えば、羊肉の焼肉ですが、独特の形状をした鉄板で焼くことと、タレの味がいわゆる焼肉とはややことなること、タマネギなどの野菜を一緒に焼くことが異なります。

 ところで、このジンギスカンというのは、チンギス・ハン(=チンギス・カン)を思い起こさせますが、モンゴルの料理なのでしょうか?

 そういう説明を目にすることもありますが、基本的には、作り話のようです。日本で食べられている郷土料理で、和食と言ってもよいものです。焼肉が韓国発祥であることを考えると、ジンギスカンこそ日本版の焼肉と言えるかも知れません。

 だいたい、モンゴルで食べていた料理に、自国の王様の名前をつけるなんて、普通の感覚では、あり得ないことですね。

 羊肉は、牛肉と同様に生焼けで食べても安全とされているため、
やや厚切りの肉を使う店も多く、肉の中が赤~ピンクの状態で食べるのが美味とする人もいるようです。牛肉にはBSE(狂牛病)のリスクがありますから、ジンギスカンがもっと普通に食されるようになっても良いのかも知れません。

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