楽しく読めて役に立つ、オール書き下ろし記事でお送りする新しい事典
「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
>> 美容師との結婚 メリットと注意点・デメリット
>> 切り離された東急多摩川線の悲哀

危険な表参道駅 津波が来たら助からない?

 
スポンサーリンク
 東京メトロの表参道駅と言えば、ブランドショップやおしゃれなヘアサロンが建ち並ぶ、青山の玄関口です。

 それと同時に、銀座線と半蔵門線の乗換駅として、「乗り換えがしやすい」と大変評判が良く、ほぼ誰もが好感を持っています。それもそのはず、銀座線と半蔵門線の渋谷方面は同じホームの反対側同士で乗り換え可能で、都心方面行きもまた同じなのです。

 ところが、この駅は、非常に非人間的な駅でもあるのです。

 なぜかというと
地下1階にある銀座線・半蔵門線ホームからは、一度地下2階のコンコースに降りないと、地上に出られないのです。コンコースは地下3階の千代田線との乗り換えの便宜のために地下2階に作られ、表参道駅から銀座線を利用する人は、わざわざ一旦地下2階に降りなくてはいけない。改札口も全て、地下2階です。

 しかもこの駅は、エレベーター利用者に非常に冷たく、わずか1箇所にしかない地上行きエレベーターはいつもベビーカーで行列ができていて、休日の利用はおすすめできません。

 そんな表参道駅で、地下1階の銀座線・半蔵門線ホームに居て津波がやってきたら、大変なことです。直接地上に逃げる手段がないのですから、一度は地下2階を潜水し、地上に出なくてはならない。実際問題、それは無理ですから、利用客はみな、天井まで水面に追いやられて逃げ場を失い、阿鼻叫喚の地獄絵図となる可能性があります。

スポンサーリンク
は編集部のオススメ記事です。