普段は仲が良くなかったご近所同士も、外部から敵が現れると一致団結することがあります。その好例が、大規模マンションの建設です。実際、普通に考えれば、家の近くにマンションができても、いいことはありません。陽当たりや風通しは悪くなり、車や人通りは増え、治安は悪くなり、騒音の問題からゴミ捨て・自治会の問題まで、それはもう問題のオンパレードです。

　しかし、これを機会に反対運動への参加や、署名などを求めてくる人が出てくると厄介ですね。マンションは、どのみちほぼ間違いなく建設されてしまうので、いくら反対だからと言っても、運動を展開するのはメンドウですし、あとのこともあります。署名も簡単に応じるわけにはいかないでしょう。

　このような人は、賛成か反対の二分論で迫ってきますので、 「賛成ではないけど、そこまでしたくない」ということをきちんと説明した方が良いでしょう。また、マンションにはいずれ住民が住み、ご近所になりますし、子供の学校が同じになったり、付き合いが出てくることもあります。

　何かと面倒くさい人である可能性もあるので、距離を置いた方が良いでしょう。但し、本当にマンション建設に強く反対したいなら、協力するべきです。