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木造一戸建て住宅 歩くと床鳴り 築浅なのに床がきしむ

 
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 木造住宅において多い相談は、なんと言っても床がギシギシ鳴るというものです。主に歩いたときです。これは木の乾燥収縮による「家鳴り」とは明らかにことなり、あまり気持ちの良いものではありません。

 では、これは無料で修繕したり、損害賠償を請求できるものなのでしょうか?

 床鳴りは、住宅本来の性能を発揮できなくなるようなものではありませんから、現実には、責任を追及するのは難しいのです。ですから、なるべく穏便にすませて、修繕してもらうべきです。

 根太と捨て張りの間のすき間や、構造用合板の亀裂、建物全体のゆがみなど理由は様々ですが、1階の場合はともかく、2階以上の場合には原因の特定も難しくなってきます。床下は潜って調べられますが、2階以上だと天井に穴を開けるか、天井のボードを外さないと調査できないからです。

 床鳴りは、季節的な要因や、家具の配置などにも影響してきますから、
そう悲観的になることはありません。ただし、老朽化した家屋で床鳴りが多くの箇所で起きている場合には、修繕しないと危険な場合もありますから注意が必要です。

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