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建ててはいけない!二世帯住宅のデメリット(夫の実家の場合)

 
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 旦那の実家に同居するのを嫌がる女性が増えていることから、折衷案としての「二世帯住宅」を建てようとする人が増えています。そもそも二世帯住宅を建てられるだけの土地を保有しているだけで恵まれていると言えますから、実家がマンションではどだい無理な話ですし、せっかくだから二世帯にしようと考えるのはある種、当然です。

 しかし、二世帯住宅は、集合住宅の一種であることを念頭に置かなくてはいけません。一戸建てではなく、集合住宅に住んでいるとの位置づけになります。

 二世帯住宅は、中古市場でも流通しにくく、「売りにくい」ということを念頭に置くべきです。そして、老夫婦がいずれ亡くなった場合、そちらの利用方法がなくなります。中で行き来できるようにしているケースも多いですが、水回り設備などは全て重複してムダになってしまい、通常の一戸建てとしては使いにくい間取りとなります。

 また、二世帯住宅とは、同居したい両親と、同居したくない妻との妥協の産物です。うまく妥協したように見えても、
結局のところは、両親は「あの嫁は同居しなかった」と考え、妻は「こんな同居同然の状態で我慢している」と考えるので、お互いに自分の方が譲っているとの認識をしてしまい、かえって家族間の遺恨やトラブルの元になるのです。

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