楽しく読めて役に立つ、オール書き下ろし記事でお送りする新しい事典
「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
>> 趣味は「セルフ車掌」、夢は「車掌」、今は昔?
>> 裏口入学の相場にせまる

医師になる夢、あきらめられない

 
スポンサーリンク
 医者というのは、スポーツ選手や警察官、タレント、スチュワーデスなどに比べると人気の職業ではないですが、それでも、高収入や社会的地位、人の命を救えることなどから、志望者の多い職業と言えます。

 ところで、スポーツ選手になるためにはそのスポーツが上手ならば良いし、タレントになるためには美貌と適性があれば良いのですが、医者はそうはいきません。いくら医者の適性があって、医術に長けていても、勉強ができないと、医学部には入れないし医者になれないのです。

 そんなことから、「自分は本当は医者に向いているし、すばらしい医者になれるはずなのに、医学部に受からないからなれない。これは社会的損失だ」などと被害妄想をもって嘆く若者がいるようです。

 これ自体は正論ですが、いくら性格が良くて手先が器用でも、あんまり馬鹿には診察して欲しくありません。でも、ずば抜けて成績が良いことを医師に求める必要もないでしょう。

 さて、医学部を何度受験しても合格しないとき、なかなか医者になる夢をあきらめることができない場合もあるでしょう。しかし、悲嘆することはありません。希望の職業に就けないのは
何もあなただけではないのです。身長が足りなくてパイロットになれない人、顔が醜くてアナウンサーになれない人など、たくさんの人がもっと悔しい理由で夢を捨ててきているのです。

スポンサーリンク
は編集部のオススメ記事です。