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多店舗展開をしている、とんこつラーメン店チェーン「一蘭」。この店は、投票所のような座席ごとの仕切を設け、またラーメンの好みを紙に書いて出せるなどのユニークな試みで知られています。
ところで、一蘭のチャーシューは、大変薄いのが特徴です。どのくらい薄いかというと、カップ麺の「かやく」として入っているチャーシューと同じぐらいに見えます。たくさん入っているのかといえば、標準2枚で、肉の分量としてはかなり少なめです。
一蘭のとんこつラーメンは、「こってり」を選択してラードを足してもらわない限りは、とんこつラーメンとしてはかなりあっさり仕立てと言えます。ですから、チャーシューもこってりしないように薄く仕上げているという考え方もできます。
一方で、一蘭はラーメン790円に替え玉160円と、とんこつラーメン屋としてはかなり高い部類に入ります。ですから、利益率を高めるために原材料費を抑えようと、単に薄くしているだけかもしれません。
しかしこれは店側に好意的な解釈です。むしろ、好意的な店ならば、高いお金を
取っているのだからせめてチャーシューぐらいは分厚くしてサービスするという考え方もあるからです。果たして、真意はどちらにあるのでしょうか?
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