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「安すぎて怪しい」から「高くて安心」の時代へ

 
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 消費者は「安さ」への執着が大きいと言われますが、これに呼応するかのようにして成長してきたのが、外食産業です。牛丼1杯が200円台だったり、ハンバーガーが100円以下だったり、ラーメン1杯が300円以下など、外食チェーンの低価格戦略は凄まじいものがあります。こういった極端な低価格は、もはや「安すぎて怪しい」といっても過言ではなく、どんな産地のどんな材料をどんな方法で調理しているかと考えると、少し食べる気が失せたとしても仕方がありません。

 ここへ来て、食材に関しては3つの不安要因があります。一つは、「猛毒」とも称される中国産食材の使用。そして、福島第一原発事故による放射能汚染食材の取扱い。もう一つは、農薬や除草剤を使い放題の遺伝子組み換え食品の使用です。

 ラーメン屋やハンバーガー店、牛丼屋や回転寿司の中でも「安すぎる」部類に属するチェーンは、原料原産地情報を公開していないことが多く、メディアの取材にも口を閉ざしているところさえ少なくありません。

 「安すぎる」のには理由があるのです。

 そこへ行くと、少し高めのハンバーガー店であるモスバーガーや、
高めのファミレスであるロイヤルホストは、きちっと原産地情報を公開しています。値段が高くても、安心できる安全な料理が一番ですから、消費者の志向もやがて変わってくるでしょう。

 これからは、「高いから安心だ」を合い言葉に、あまりがつがつと安い店を選ばずに、余裕のある予算で、安すぎず適正な価格で営業している飲食店を選んでいくと良いでしょう。

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