千円バーガー ハンバーガーに1000円の価値はあるか?
わが国のハンバーガー市場は、三極化しています。まず、味での勝負を捨て、価格と「どこにでもある」ことに勝負をかけている日本マクドナルド。それから、その他の普通のハンバーガーチェーン(ファーストキッチン、モスバーガー、ロッテリア、フレッシュネス、バーガーキング、ウェンディーズなど)。
そしてもう一つは、ハンバーガーの「クセ」に1000円とかする、千円バーガー、グルメバーガーのカテゴリーです。大手では「クアアイナ」が有名ですが、1点または数店しかない店は、かなりの数があります。
1個300円ぐらいが当たり前で、マックなら65円とか80円で買えるハンバーガーに、果たして千円も出すような価値があるのでしょうか?
このように考えること自体が、ファーストフード文化に毒されていると言えます。なぜなら、ハンバーガーは、マジメに作ればそれなりの価格になるのは仕方がないからです。まともなハンバーグステーキに、大きなパン、そしてサラダをセットにすれば、千円前後でも仕方がないでしょう。本当に「おいしい」と感動するようなハンバーグは、千円でも安いぐらいです。
これらを積み重ねて作ったハンバーガーが、そのぐらいの値段をするのはむしろ
当然なのです。食べたことがない人は、ぜひチャレンジしてみることをお勧めします。こういったハンバーガー店は、バンズ(パン)もかなり美味しいのが特徴なので、味わって食べてみると良いです。
は編集部のオススメ記事です。