落雪というのは意外に危ないもので、おちそうな雪庇には常に注意を払い、近づかないようにしたいものです。

　落雪がいかに危険かは、クルマの天井（屋根）が、落雪によって簡単にへこんでしまうことからも分かります。クルマの天井が意外にもろいのだな、とも言えますが、落雪でへこむぐらいですから、笹子トンネルの天井板落下でクルマがぺしゃんこになるのも頷けます。

　高い木や、高いビルからの落雪でなく、２階程度の高さからの落雪でも、量が多ければクルマの屋根はへこみます。そして、この屋根の修理というのは、意外に大変なのです。

　原則として、屋根ごと取り替えるというパーツ交換になります。しかし、この場合は下取り査定で修理歴として大きく影響するようです。

　腕の良い職人に、デントリペアと呼ばれる方法で 直してもらうのが一番良いようです。それでも、５～１０万は覚悟しなければならず、完全に元通りというわけにはいかないのが悲しいですね。