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楽器というものはメンテナンスがつきものですが、ピアノもまた同様です。家庭のピアノでも最低1年に1度は調律をしたいものです。
ピアノは、非常に多くの部品から構成されています。鍵盤も88個もありますから、故障することもそれなりにあります。ある特定の鍵盤だけが、音が出なくなったり、鈍くなってしまったりするというのは比較的よくあることです。
古いピアノだから、修理できるかな、部品があるかな、と心配になるかも知れませんが、ピアノの部品は専門の店があり、普通の家庭にあるピアノなら、古くても、まず修理可能です。部品も、メーカー取り寄せではなく、部品店にて入手します。
ピアノの修理は、腕の良い調律師に依頼すると良いでしょう。特定の鍵盤の音が出なくなるのは、原因としては、糸が切れていたり、ハンマーの打つ位置がずれていたりと様々です。修理費ですが、良心的な調律師であれば、調律のついでに無料で修理してくれるでしょう。いずれにしても、5万も10万もかかるようなことは、普通はありません。
ただし、糸が経年劣化して切れた場合には、他のハンマーの糸も寿命を迎えているので、
全て張り替える方が経済的なこともあります。このような修理であっても、5万円前後で可能です。
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