乳がん細胞のもととなる「幹細胞」が、体内で増殖する仕組みを、東京大学の後藤典子・特任准教授と日野原邦彦・特任助教らが明らかにした。
幹細胞を狙って根絶することで、乳がんの再発を完全に防げる可能性がある。米科学アカデミー紀要に発表する。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120402-OYT1T01242.htm
「再発を完全に防げる」って、なかなかすごいですよね。これで、不老長寿の世界に一歩近づいたと言えるのではないでしょうか。幹細胞を狙って根絶することで、乳がんの再発を完全に防げる可能性がある。米科学アカデミー紀要に発表する。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120402-OYT1T01242.htm
しかし、どうして「乳ガン」に限っての話なんでしょうね。いずれにしても、おそらく、全てのガンについて「再発を完全に防げる」という日は、そう遠くはないのかも知れない。とすれば、癌の死者の大多数は、手術後の「再発」によるものなわけだから、癌が不治の病でなくなるのも夢ではないということですね。
気になるのは、こういう記事が出て、これが本当に一般的な病院で、日常的に生かされるようになるまで何年ぐらいかかるのかということですね。
いずれにしても朗報ですので、今後の応用研究に期待したいところです。