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関越道 目白通りと外環経由、どちらで?

 
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 関越自動車道は、首都圏に到達する高速道路では珍しく、首都高速道路に接続していません。都心からは目白通りを利用して関越自動車道練馬ICへ行くのが一般的でしたが、20世紀の終わり頃に東京外環自動車道ができて、曲がりなりにも「外環道経由」でなら首都高と接続した形となりました。

 これにより、安易に首都高・外環経由で関越道を利用する人が増えましたが、この選択はあまり賢くありません。

 地図でみると分かりますが、首都高速5号線は高島平から美女木に向けて大きく方向を変えており、ひと言で言って、極端に遠回りになるからです。ガソリンも無駄で、地球環境に優しくありません。案外、時間もかかり、外環から関越への合流部が渋滞していれば目も当てられません。

 もちろん、目白通りも、練馬駅付近や、谷原交差点などで、かなり渋滞することもあります。しかし、練馬ICは、東名高速の東京IC(用賀)や、中央道の高井戸IC(但し出口のみ)に比べれば都心からやや距離がありますので、時間がかかるのは距離の分と考えてあきらめるのも手でしょう。

 なお、目白通りといっても、目白駅を通っている目白通り(旧道)ではなく
、都電が通り、高戸橋で明治通りと交差する「新目白通り」の方を利用するのが一般的です。

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