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民主党七奉行って……反小沢で結束する黄門一族

 
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 日本の政治は、小沢一郎を好きか嫌いか、反小沢か親小沢かということで動いてきたとも言われます。反小沢の急先鋒といえば何人かいますが、渡部恒三でしょう。自身も竹下派七奉行なんて言われていましたが、民主党内では反小沢を集めて、民主党七奉行を結成しました。

 そのうちわけは、前原・岡田・野田・仙石・枝野・玄葉・樽床の7名。樽床は小沢派に寝返った感がありますね。

 しかし、マスコミが「民主党の黄門様」
などと言っておもしろがって渡部恒三にコメントを取りに行くこともよくよく考えれば悪意が否定できません。この人は、反小沢的なコメントを求められているときにだけ、いいように使われているという側面があります。

 また、中でも前原・仙石は特に反小沢の急先鋒と言えるでしょう。前原は、小沢の陸山会裁判無罪判決を受けて、党員資格停止の解除に最後まで反対していました。

 しかし、反小沢も以前は金権政治との決別という意味合いで理解を集められましたが、最近では、むしろ小沢の言っていることの方が筋が通っている上に、なんだかいじめられている感じがして、国民感情はあきらかに、親小沢に移ってきていると言えます。この風の変化を読み切ることができるか、政治家個人に課せられた重要な判断となってきますね。

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