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他人の不幸が蜜の味、そんな自分に自己嫌悪?

 
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 他人の不幸は蜜の味と言います。それくらい、人間は、人の不幸を楽しむようにできているのです。しかし、このことに過剰な罪悪感を抱き、自己嫌悪に陥る人もいるようです。思い詰めて自分は罪深いと考え、宗教にはまってしまったら元も子もありません。

 実は、他人の不幸が蜜の味なのと、そのことに自分が嫌悪感を抱くのは、セットだから仕方がないのです。表裏一体です。

 快感は、背徳感の中にこそあると言います。仕事中に飲むビールが格別においしかったり、授業中のおしゃべりや落書きが格別に楽しいのも、理由はそこにあります。

 人の悪口を言うのが楽しいのも、この道徳観を侵しているからこそ、得られる快感によるのでしょう。

 従って、「他人の不幸を喜んではいけない」という固定観念があるからこそ、
他人の不幸を蜜の味に感じるのです。ですから、解決策としては逆転の発想で、「人の不幸は、楽しむものだ」と割り切ってしまいましょう。そうすると、逆に、人の不幸がそれほど面白いものだとは思わなくなってくるものです。

 副作用としては、映画やテレビのコンテンツも、人の不幸を題材にしたゲスな作品が多いので、これらも楽しめなくなってしまうかも知れません。

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