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足が太くて死にたい、痩せない脚への切実な悩み

 
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 人間は、自分の容姿についてはとかく客観的な判断がしにくいものです。そもそも顔の絶対評価は難しく、ましてやそれが毎日鏡で見ている自分の顔ともなれば、なおさらでしょう。そのおかげで、不細工な人であっても、本人は意外と、周りが思っているほど自分を「不細工」とは思っていなかったりするのです。おめでたいですね。

 しかし、体型については比較的、客観的な判断がしやすいと言えます。体重や身長・スリーサイズなどの数字で表せるものならなおさらです。

 また、足の太さも同様です。ですから、脚の太い女性は、ブスに比べると、その欠点を自覚していることが多いのです。

 それに、それほど太くなくても、何人か並んで全身がうつった写真でも見れば、どうしても自分の脚と友達の脚を比べてしまいます。5人で写った写真なら、一番脚が細いのは5人に一人ですから、5人中4人は「自分の脚は細くない」と考えてしまいます。

 それはさておいても、世の中の女性には、可哀相なほど脚が太い人がけっこういます。顔はそれほど丸くなく、体全体も細身なのに、脚は太いというケースです。それも、ふくらはぎが太ももと同じぐらい太くて、膝のくびれがかえって気持ち悪いくらいな場合さえあります。こうなってくると、もうコンプレックスを通り越して自分の脚がイヤでイヤで仕方が無くなってくることもあるでしょう。

 これは体質であり遺伝的なものなので、治ることはありません。ダイエットで解決しようとしたら、生命の維持が困難なほど痩せないと、脚まで細くならないかも知れません。「脚やせ」をうたい文句にしたさまざまな産業がありますが、「気のせい」や「極一時的な効果」以外を求めることは難しいようです。

 しかし、脚が太いからといって自殺するようなことがあったら、
それこそバカバカしいでしょう。脚を細くしようという無駄な努力をやめて、きっぱりあきらめて、他のことにエネルギーと情熱を使って生きていくことが、正解だと言えるでしょう。

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