「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
レバーは、肝臓だけあって良質なタンパク質が多く含まれ、スタミナ食として高い栄養価が期待できます。特に、レバ刺しはつるっとした舌触りもあって、人気ですね。しかし、牛レバ刺しは、食中毒のリスクが高いことから、禁止になってしまいました。
ちなみに、レバ刺しが「おいしい」と感じる要素の大部分は、実は、ごま油とおろしにんにくの組み合わせによるところがおおきく、レバーでなくても、マグロやイカ刺しを、おろしにんにく入りごま油と塩で食べるだけでもずいぶんとレバ刺し感が出て満足できます。
それでもどうしてもレバーを、という方は、馬レバ刺しはどうでしょうか。禁止はあくまでも牛レバ刺しです。馬レバ刺しを出す店は、今でもあります。
そもそも生食用に管理されて出荷されている牛肉は元もと存在しなかったわけですが、馬肉については、元もと馬刺しで食べるのが一般的で、生食を前提とした流通体制ができあがっています。ですから、安全というわけです。
しかし、馬レバ刺しでもリスク
はあります。中でも、E型肝炎のリスクは気になりますね。しかし、魚介類も含めて、基本的に生食はリスクがつきまといますから、むやみに食べずごくたまに食べるぐらいにしておけば良いのではないでしょうか。
は編集部のオススメ記事です。