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リーマンとは、サラリーマンの蔑称 [リーマン 意味]

 
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 いつの頃からか、サラリーマンのことを「リーマン」と略するようになりました。リーマンショックのリーマン・ブラザーズではなく、どの会社に勤めていようが、リーマンなのです。

 本来の「サラリーマン」は、給与所得者ですから、会社員だけでなく公務員、教員、勤務医など広範に含まれるはずなのですが、なぜか、「リーマン」と表現すると、しがない一民間企業の従業員といったイメージで、おまけに外資系は除かれているような雰囲気さえ感じます。

 近年、問題視されている「ママ友」社会におけるカースト制度「ママカースト」では、旦那の職業差別が著しく、その中では、どんなに一流企業が勤め先であっても、従業員は従業員で「リーマン」と呼ばれ、差別扱いをされるそうです。カーストの上位にいるためには、医師や大学教授が望ましく、一流企業勤務であっても「経営者」つまり役員であることがのぞまれるようです。

 しかし、近年では一度「リーマン」になってしまうと、
そこから脱却することはほぼ不可能です。サラリーマンから医師や大学教授になどなれるはずもなく、また、大企業は、役員人事を「内部昇格」から「ヘッドハンティング」に切り替えつつあります。社畜として大企業のリーマンを勤め上げても、一生、経営側には入ることはできない時代になってきているのです。

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