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大家が外人に変わった……賃貸のリスクと不安は尽きない

 
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 不動産には、「オーナーチェンジ」といって、貸している部屋の持ち主が、他の人に売ってしまうという取引形態があります。この場合、賃貸借契約を引き継ぐことが前提となります。

 自分が賃貸で住んでいる部屋の持ち主が変わったからと言っても、特段、心配することはありません。新しい持ち主は、通常、自分で住むのが目的ではありませんから、追い出したりはしません。新しい持ち主も、家賃収入が欲しくて買っているのです。空き部屋を買って賃貸の募集をするよりも、すでに借り手が付いている物件の方が、買う側としてもメリットが大きいのです。

 しかし、こんなことは、住んでいる人からしたら迷惑な話ですね。それに、最近では中国人を始めとする、外国人による日本の不動産投資も増えているといいます。自分が住んでいる物件の持ち主が、いつ、どこの国の外人になるか分からないのです。

 持ち主つまり大家は、通常、合い鍵を持つことになりますから、
犯罪に巻き込まれないか心配だと言えば、その通りでしょう。そのリスクを避けるには、なるべく、分譲賃貸ではなく、建物全体を一人の大家が所有している賃貸物件に住むことです。もちろんこの場合も、建物丸ごとを外国人が買ってしまうかも知れませんが、他の部屋の住人と同じ立場ですので、何かあったときにも少しは安心です。

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