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飲み会というものは、「誘った人がおごる」「上司・先輩がおごる」などの暗黙の了解がありますが、「上司が誘った場合」については、上司は全額おごるか、少なくとも多めに出すのが常識です。
この意味するところは、「お金を出す人が、したい話をする」ということです。ご馳走になる方は、その話を聞いて相づちを打つのが仕事なのです。
人気お笑いタレントの有吉弘行も、その著書の中で述べていますが、おごってもらうときは、絶対に自分の意見など述べず、ただ仕事だと思って我慢すれば意外に平気なものなのだそうです。まさにこう考えることが、上司や先輩と飲みに行ってストレスをためないコツと言えるでしょう。
その一方で、大物タレントのタモリも、「どんなやつでも、本当はしゃべりたいのだから、しゃべらせてやらなくてはならない」と番組中で述べています。どんなにおとなしそうで、どんなに物静かな人であっても、やっぱり自分がしゃべりたいのだという指摘です。
上司が部下を誘っていく飲み会は、上司が機嫌良く話をして、
部下に聞いてもらいたい場なのですから、そう割り切ることが重要です。以下に気持ちよくしゃべってもらうかというのも相づちの技術ですから、それを磨く場として利用するのも悪くないでしょう。
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