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春や秋こそ、過ごしにくい季節? 寒暖の差が激しく

 
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 日本には、四季があります。季節のうち、どれが好きかと尋ねると、夏や冬に比べると、春や秋を挙げる人が多いことに驚かされます。夏は暑く、冬は寒いので過ごしにくいと考えているようです。

 しかし、冬はラクです。極寒の地は別にして、普通は、冬は「これ以上ないあったかい服装」をして出かければ間違いないのです。暑い心配などしなくて良いし、「別に羽織るものをもう一枚」なんて考えて荷物が増えることもありません。

 夏も同じです。基本的に、Tシャツ一枚でOK。寒くなる心配なんて要らないので、これ以上ない涼しい恰好をしていればすみます。

 問題は、春や秋などの、一日の中で「暑い時間」と「寒い時間」が両方あるような季節なのです。当然、気温差によって体調を崩しやすいというのもありますが、この季節にカゼをひきやすいのは、昼間に涼しい恰好をして出かけて、夜になったら寒くなったというものです。けっこう寒くなるまで気づかないで薄着を通してしまったり、甘く見て羽織るものを持たずに夜はどうにもならないぐらい凍えるというパターンもあります。

 そしてまた、一日の中で「暑い心配」と「寒い心配」両方をしなくてはならないため、外出の際はどうしても荷物が多くなります。電車のエアコンも車両や車掌によりまちまちで、冷房をつけてなくて暑い車両も多く、真夏よりも不快だったりします。

 春や秋の気候は、決して「ちょうど良い」ものではありません。
春や秋の、一日一日の中に、ちょうど心地よい気温の時間帯が数時間あるかもしれませんが、それだけに過ぎません。春や秋が快適だと考えている人は、こういったことを忘れてしまう、脳天気な人なのかも知れません。

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