単に名前の通った大企業の正社員であるというだけで、なんだか勝ち組のような顔をして自信に満ちていて、それでいて人を下に見ていて、とても鼻につく不愉快な人というのがいます。また、同級生や同窓生の中でも、自分の勤務先が大企業・優良企業であることを鼻にかけて、偉そうな人というのがいます。その会社が、その人のおかげで大企業になったわけではないのに、何で偉そうなのでしょうか。 ハッキリ言って、そういう人は、その程度の存在でしかないので、逆に見下してやるべきです。その中で重役になったというのならまだ分かりますが、単なる一社員で、自信に満ちあふれられても、こちらの方が恥ずかしくなりますね。 就職人気企業上位、たとえばNHKやJTB、三菱商事や都市銀行、テレビ局や電通、資生堂など、そういう会社は本人が考えているほど「一流」ではありません。本当の一流は、外資系金融や戦略コンサルタントであり、そういうところは逆に正社員を長く雇い続けません。……ですが、大企業の社員であることを自慢する人たちの鼻を明かすには、こういった企業を引き合いにするのも一つの手です。 また、日本では民間より官が上と決まっているので、頂点は財務省キャリア官僚です。 その視点からも、大企業の正社員など、小さなものなのです。