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東急東横線 不要な「急行」は廃止すべき?

 
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 東急東横線は、昔からナンバーワン人気の私鉄路線です。しかし、「急行」というナゾな種別があり、停まらなくてもいい駅に停まるので不評です。

 「学芸大学」駅は、乗降客数の観点からは停車不要です。ホームに至る部分の線路の線形が悪いため、高速で通過しにくいとの指摘がありましたが、特急運転が開始されてからはその理屈は否定されました。

 「田園調布」駅は、大きな屋敷が多く、人口密度が低い上に、会社の重役などで自動車通勤する人が多いことから、急行停車は不要のものです。かつては目蒲線への乗り換え需要もありましたが、現在は目黒線と東横線が直通運転しているため当駅での乗り換えはあり得ません。

 「多摩川」駅は、目蒲線から分離された多摩川線との乗り換え駅ですが、多摩川線自体の利用者が少ない上、蒲田からの利用者が多いので、急行を止めるほどではありません。

 「日吉」駅は、慶應大学のキャンパスがあり、元は東急が誘致した手前、急行停車扱いにせざるを得なかった事情がありますが、半世紀も前のことであり、また学生は時間が余っていますので急行に乗る必然性は低いため、停車不要です。

 「綱島」駅についても特段の事由は認められません。これらの駅を飛ばせば、「特急」と変わらなくなります。
よって、「各駅停車」と「特急」の2種別にした方が分かりやすく、また待ち合わせなどが減って全体のスピードアップが図られるはずです。

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