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イオンは食品業界のユニクロを目指す?

 
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 近年、大手スーパーにおける、売場に占めるプライベートブランドの割合の高さは、目に余るものがあります。イオンならトップバリュ、イトーヨーカドーならセブンプレミアムですが、イオンのプライベートブランドへのこだわりは並ならぬものを感じますね。

 結果、イオンに行くと、消費者の選択の余地はかなり奪われていて、店舗と品目によってはトップバリュしか選択肢がないことも珍しくありません。

 もはや、イオンやジャスコは、スーパーと言うよりも、「トップバリュ屋」と言っても良いくらいの状況でしょう。無印良品の売り場を見ているぐらいの違和感があります。

 ですから、イオンは利益率を高めるために、ゆくゆくはユニクロや無印良品の様に、自社ブランド(つまりトップバリュ)だけを売る専門店になってしまうのではないかという気がしてくるのです。

 それはそれで結構なことだと思います。消費者の選択の余地からいうと、
自分で選択したい消費者はイオンを選択せず、最初から別のスーパーに行くでしょうから。しかし、多くのスーパーが同じような道を辿ると、これは困ったことになってきますね。

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