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売上不振「JR大阪三越伊勢丹」 低迷と失敗の原因は?

 
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 大阪・梅田地区の大型百貨店「JR大阪三越伊勢丹」が、開業以来、売上低迷にあえいでいるようです。開業初年度の売上高は、目標の6割にとどま不審ぶりで、後から建て替えオープンした阪急梅田本店に食われ、持ちこたえられないのではないかとまで心配されています。

 かつての三越大阪店に比べ、売場が若年層向きで、60歳以上とされる三越の得意客には会わないと言うことも指摘されています。

 しかし、何でしょうね、この「JR大阪三越伊勢丹」というネーミングは。三越と伊勢丹が合併したことは分かりますが、その後に出店する百貨店は「三越伊勢丹」にしてしまうのでしょうか? 私たちは、老舗の三越や、ファッションの伊勢丹には行きたくても、「三越伊勢丹」などというけったいなデパートには行きたくなんかないのではないでしょうか?

 関西以外の人にはピンと来ないかも知れませんが、「JR大阪三越伊勢丹」は、本当に、店名だけでなくロゴマークまでもが、「MITSUKOSHI」と「ISETAN」と「JR」を組み合わせた、センスの感じられないものになっているのです。

 この店は合併前の三越が進めていたプロジェクトなので、
三越単体とするか、せめて、フロアごとに三越と伊勢丹に分けるなどして、奇抜なミノタウロスのような複合体は避けるべきだったのではないかという気がしますね。

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