最近ではどこのスーパーでも秋には「生すじこ」と称した鮭の卵巣が売られていて、醤油漬けを家庭で作って楽しんでいる方も多いと思います。 ところで、酒のあてとしては、醤油漬けも結構ですが、濃厚で複雑な味の「みそ漬け」が、味わい深くてお勧めです。もちろん、ご飯にも良く合います。 【いくらの味噌漬けの作り方】 1)味噌床を作ります。 煮きりみりん、煮きり酒と、冷ましてから味噌と合わせます。あまり水っぽくならないように、味噌100gに対して、みりん・酒ともに大さじ2ぐらい? みそに対して、みりん・酒を少しずつ足して混ぜていきましょう。 生すじこ1本を漬けるには、味噌で200~300g相当ぐらいの味噌床があった方が良いでしょう。 2)すじこは、50度前後のお湯につけてバラし、取りにくい分は清潔な焼き網にこすって下に落とすようにしてほぐします。ざるにあげて水を切り、塩をかけてかき混ぜてなじませます。 3)清潔なガーゼ(さらし)をぬらして、ばらした筋子を包み、味噌床に埋めます。冷蔵庫で一昼夜で漬かりますので、味見をしたあとは、味噌床から取り出して保管します。