パナソニックの調査によると、「男性の頭髪に関して気になること」を男女200人に調査したところ、「フケ」「脂っぽさ」「におい」がトップ3で、「薄毛」は4位に過ぎなかったそうです。 これは、薄毛に悩む男性からすれば、朗報ですね。しかも、「フケ」「脂っぽさ」「におい」については病的なものではない限り、正しい洗髪を毎朝していれば、基本的には解消されるはずのものです。それでも治らなければ、皮膚科を受診すべき性質の問題です。 「ハゲは醜悪」というのが育毛業界の喧伝によって作られた幻想だということを、裏付けた形です。 ニオイについては、気になる以前に、不快で、迷惑そのものですから、もはや印象や好感度以前の問題です。一方、フケについては、特に男性のスーツは色が濃く、生地の性質からも、肩や背中に落ちたフケは大変目立つものです。 脂っぽいギトギト感も敬遠される傾向にあるようですが、こちらは、 ポマードやオイル、ヘアムースに気をつけることでだいぶ緩和されるのではないでしょうか。オイルは傷んだ毛先だけにつけるなどの工夫も必要です。