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クルマの運転の初心者にとって、高速道路はただでさえ、恐ろしいところです。スピードを出して走らなければいけない上、止まることも許されません。スピードが早いだけでも怖いのに、大変です。
初心者にとって、高速道路でインターチェンジから入り、加速車線から本線に合流するときが一番こわい瞬間でしょう。一気に加速せねばならず、合流したいときにクルマが途切れなければ、車線変更しにくいし、しかし、合流車線は長くはないのでうまく合流できなければクルマは壁に激突してしまいます。
そして、うまく合流できなかったとしても、バックしてやり直すことはできません。こんなにも緊張する怖い「合流」は、やり直しさえ利かないのです。腹をくくって、何が何でも合流しなくては、大変なことになってしまいます。
合流する際のコツは、とにかくめいっぱい加速して、合流車線の半分も走らないうちに本線と同じ時速100キロぐらいにまでしてしまうことです。これは、マニュアル車だと初心者にはこれ自体が難しいですが、AT車であれば特段難しいことではありません。
100キロに加速したときにもし本線のクルマと並んでしまったら、
ちょっとだけアクセルをゆるめてやり過ごし、そのクルマの後ろに入りましょう。ウィンカーは、最初から出すのではなく、正に車線変更をしようとするときにつけた方が相手にも分かりやすいと言えます。
本線を走っているクルマは、加速車線のクルマが入ってくることを分かっていて、後ろから見て気にしていますので、よほど意地悪な運転者でなければ、必ず入れてくれます。なお、合流するのは当然の権利なので、格別の便宜を図ってくれたわけでもなければお礼のハザードランプは不要です。
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