南アメリカのエクアドルといえば、赤道直下の国。ここで、高さ1マイル(約1600m)にも及ぶ、世界一のタワーを建てる構想が浮上しているそうです。エクアドルは地震も多く、そのくせ耐震技術も未熟なことから、建設を疑問視する声も多いそうです。 しかし、1600mといえば、我らがスカイツリーの約3倍。富士山の半分ですから、どちらかというと山と比べたほうが適切な高さといえます。これほどの高さとなると、エレベーターの故障や、火災も心配で、名作「タワーリング・インフェルノ」の火災シーンが頭をよぎります。 それでも、そんなことに恐れを成すことなく、観光客は集まるでしょう。バカと煙は高いところが好き、と言いますが、 日本でも東京タワーにサンシャイン、都庁にランドマークタワーと、次々に記録を更新する摩天楼に人は殺到したのです。 赤道直下となると、地球の自転の遠心力が最も強い場所で、地面からさらに1.6km。地球上で最も、体重が軽くなる場所になるかもしれませんね。