靖国神社の爆発事件で、韓国人の男性が容疑者として浮上していましたが、ついに逮捕されました。 この韓国人は、事件を起こした後に韓国に帰国していたため、「犯罪人引渡し条約」に基づき日本から韓国に引渡しを要請する流れが想定されていました。韓国はこれを「政治犯」として拒否することもできますが、対応が注目そして危惧されていたところです。 政治的な思想がどうであれ、やったことはテロ行為であり、器物だけでなく人を傷つけ命を奪う可能性のある行為ですから、一般常識で言えば政治犯として引渡しを拒むことができるようなものではありません。 しかし「反日無罪」の文化がある韓国では、韓国政府が引き渡しに応じると世論が「弱腰だ」と政府を突き上げ、支持率低下につながることは疑いがありません。でも国際社会からは、引き渡しに応じなければ「テロ実行犯をかくまう異常国家」と認定されるでしょう。 そこで、今回は韓国が大人の対応をしたと言えます。 無理やり飛行機に乗せて日本へ向かわせ、飛行機を降りたところで日本の警察が逮捕する。実質的には引き渡したようなものですが、条約に基づく引き渡し要請を経ることなく、また韓国警察による逮捕もないわけですから、韓国国民の目を欺くことができたのです。