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神社でもお寺でも「賽銭箱」が設置され、中を覗くと多くは小銭です。しかし、中には千円札や、稀ですが一万円札も見ることができます。
庶民にはなかなか考えられないことですが、このような高額な、紙幣の賽銭は、一体どんな人が入れているのでしょうか?
当然疑うべきは、「神社の人が入れている」「お寺の人が入れている」というものです。おとり、サクラ、とも言えます。大金を入れている人がいると分かると、人間心理に作用し、「1円とか5円ではバチが当たるかな?」と思わせます。
また、特別な願い事がある人もいるでしょう。「今年もますます商売繁盛しますように」とか、「家族全員健康でいられますように」というのは、切実ではないので、1円・5円にふさわしい願い事と言えます。
しかし、「癌の手術が成功しますように」とか「夫が裁判で無罪を勝ち取れますように」といった非日常の切実な願い事では、神にもすがる気持ちで人は大金を出しがちです。
そう考えると、賽銭で大金を入れている人は、切実な悩みのある不幸な人だと言えるかも知れません。
しかし、単なる金持ちかも知れないわけですが、そこはさすがに見た目と雰囲気で分かりそうですね。
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