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日本では、昔から「水と安全はタダ」という認識があり、一般的な飲食店(レストラン)であれば、コップに入れた水(おひや)は当然のように無料で提供されます。これは案外馬鹿にならず、水を出してもらえないならば、水分なしで食事を取るのも辛いですから、ジュースや烏龍茶などなにがしか頼むことになり、出費はイッキに300円~600円ぐらい増えてしまいます。普段何気なく頂いている無料の「お冷や」は、実はとても有難いものなのです。
セルフサービスの食堂においても、自動給水器が置かれていることが多く、水はタダで飲めるのが普通です。
しかし、マクドナルドなどのハンバーガー系ファーストフードでは、事情が異なります。そもそも、ハンバーガー屋はドリンクとポテトで利益を稼ぐと言われますから、何とかセットにさせたり、コーラやコーヒーを別に頼んで欲しいというのが本音です。
マクドナルドなどのハンバーガー店が、要求すれば水を紙コップに入れてタダでくれることは、意外と知られていないようです。専用の小さいコップがあったりもします。コーラやファンタも決して体に良いとは言えませんし、できれば水の方がいいという人も多いでしょう。
大手チェーン店であれば大抵は水は無料で出してもらえますが、「水は出せない」という店も存在することは事実です。有料のミネラルウォーターを提供しているケースではかなり絶望的です。遊園地の売店チックな店でも、水はくれないことが多いようです。
節約のために水をもらうには、殺し文句があります。
「薬を飲まなければいけないので、水をもらえませんか」と言ってみましょう。これでも出せないと言われる場合はあるでしょうが、こうなるともう向こうは悪者になりますので、たとえ水はもらえなくても、こちらの勝利です。
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