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青山通りの屈辱 [青山通りと六本木通りのあくなき戦い⑤]

 
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 ところで、青山通りは一応三宅坂交差点(皇居前)で終わっています。しかし、道は続いています。そのまま道なりにゆけば警視庁前、日比谷交差点、数寄屋橋、銀座四丁目、歌舞伎座の前を通って勝どき橋をわたり、晴海へと至ります。

 ところが、青山通りの国道の番号が246であったばかりに(という言い方は変かも知れませんが)、不自然にも三宅坂でわきから合流してくる国道20号新宿通りにその名称をうばわれ、三宅坂-桜田門間は国道20号になってしまいます。さらに桜田門であろうことか直角にぶつかってきている国道1号(桜田通り)にとってかわられてしまうのです。

 国道の番号で分かるように、「格」の違いを思い知らされた感じですね。

 ちなみにこのコースで渋谷から三宅坂を通り日比谷、銀座にいたる弾丸列車をとおせば、
おそらく7、8分で渋谷から都心にでられたでしょう。半蔵門線が迂回して神保町のほうをまわってしまったのは惜しまれてなりません。

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