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青山通りと六本木通りのあくなき戦い

 
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(初出 1992年)

 東京・渋谷付近から都心へと通じる、2本の重要な道路があります。どちらも幅員40mを誇る青山通りと六本木通りです。

 地図を見てもらえればよくわかると思いますが、この二つの道路は渋谷をすぎると一本に合流してしまいます。国道246号(通称246)であり、この部分では玉川通りという名称が与えられています。そしてその上には首都高速3号渋谷線が走っています。

 これはわが国の大動脈ともいうべき東名高速道路へとつながっているのです(用賀から先が東名)。さらに地下には、新興高級住宅地の東急多摩田園都市へと通じる東急新玉川線が走っています。高速と新玉川線とをひきつれて246は高級住宅地・世田谷区を、堂々かつシンボリックに走りぬけるのです。

 この道路は、渋谷から都心に向かって2本に分かれます。
国道246号は玉川通りから青山通りへと名をかえて、青山から赤坂、永田町を通って、皇居へと出ます。一方、首都高速は下に六本木通りをともなって、西麻布、六本木と通って国会議事堂へと出るのです。

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