マクドナルドの食事が体に悪いかということは、常に議論の対象となってきました。当然、マクドナルドは否定するでしょうから、何とも言えませんが、「マクドナルドで食事をすることが健康によい」という積極的に進めるような説を耳にしませんから、少なくとも悪いか、普通かのどちらかと想定されます。 さて、マクドナルドが体に悪いとする説は、概ね、次のように分類されます。 (1)カロリーを取りすぎるとするもの これは、食べ過ぎなければ良いだけですね。ポテト付きのセットはやめて、ハンバーガー類の単品にしておきましょう。 (2)添加物が悪いとするもの 添加物や、香料について、体に悪いのではないかという、添加物に対する嫌悪に基づくもの。 (3)栄養のバランスが悪いとするもの これは、自明ですね。野菜が少なすぎますから、一日三食全てがマクドナルドなら、体をこわすのは当然でしょう。 (4)肉やパンの焦げ目が良くないとするもの 焦げはガンの元、とする説です。しかし、実際は炭水化物の茶変したアクリルアミドの高い発ガン性が問題で、フライドポテトが最も発ガン性リスクが高いのではないでしょうか。 (5)原材料への不信感 病死した家畜の肉を使っているのではないかとか、ミミズやネズミの肉を使っているのではないかという噂は絶えませんが、あまり信憑性はありません。 (6)粗悪な油、トランス脂肪酸 これについては良く分かりませんが、こういうことを言う人もいます。 毎日マクドナルドでは、栄養の偏りという面からも健康に悪いのは当然です。しかし、他のハンバーガーチェーンも含めて、月に1~2回利用するだけであれば、それほど気にすることはないのではないでしょうか。