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株で損して、労働の日々が走馬燈のように [間違いだらけの株式投資]

 
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 株式投資の勝ち組は、余剰資金で株を始め、そして、株で儲かったお金を再投資します。好循環ですね。

 ところが、負け組は違います。儲からないので、なけなしのお金をつぎ込んで、また、損をするわけです。そんなとき、人はどのような気持ちになるのでしょうか?

 事例を見てみましょう。
含み損の株をたくさん抱えていることほど辛いことはない。
じゃあ売ってしまえばいいのかというと、
売ったところで悲しいものは悲しいんだ。

この場合、「株でソンした」という事実が悲しい。
その裏に、その200万円を貯めるために、せっせと働いてきた日々
~朝起きて、会社のまずいめしくって、残業して、云々~というのが
走馬燈のように思い浮かぶ。

そして、そうした毎日の積み重ねを
積み重ねで築いてきたものを、
賭け事でイッキに失ってしまったと思うのさ。
あの日々はなんだったんだろう?
おれの時間を、労働を、……ってね。
 株で、損しただの儲かっただの言っている金額は、普段の時給とは
桁違いの額のことが多いのです。だからこそ、賭け事として、脳内物質(エンドルフィン)が出て、興奮するのです。

 したがって、負けたときは、小さな負けであっても、数日分、大きな負けなら数ヶ月分の給料が吹っ飛ぶような額になります。沈むのも当然と言えます。

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