デートの時に割引クーポンを出す男性はダサイ、度量が小さい、けちくさい、故に女からモテない……などの俗説があります。これは果たして本当なのでしょうか? 割引クーポンがあるのを知っていながら、敢えて使わない、というのはとてもバカバカしいことのように思えます。割引クーポンを使うのがケチ、という考え方は明らかにおかしいでしょう。 しかし、昔の日本には、「武士は食わねど高楊枝」という考え方があって、景気の良いフリをするをするのを是とする文化がありました。今でも古風な人は、どんなに貧乏でも、気位だけは高く持ち、お金にだって困っていないフリをするのがかっこよいのだと思っているものです。 ですから、割引クーポンなど店員の目の前で破り捨て、「クーポン持ってるぜぇ。使わないぜぇ」とワイルドさをアピールするというのは一つの手です。 クーポンを使うのが男らしくない、とする説は、意図的に飲食店業界やグルメサイトが、マスコミを使って喧伝している可能性もあります。客には来て欲しいが、割引クーポンは使って欲しくないというのは彼らの本音だからです。 さて解決策ですが、これは簡単で、デートの相手に「割引クーポンとか使う人はモテないとかって言うけど、どう思う?」 と率直に聞いてしまうことです。相手がクーポンOKそうだと分かってから、出せばいいのです。逆に、「クーポンださい」と言い出したら、「だよねー」と同調していればすみます。これを防ぐために、「割引クーポンは入店時に提示」としている店もありますから、その場合は店外で待ち合わせて道々の会話で探りを入れるのも手です。