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都心から首都高速湾岸線へ行く最適経路・ルート

 
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 首都高速湾岸線といえば、東関東自動車道の成田・幕張方面から、浦安・葛西・台場などのレジャー地域を通り、羽田・横浜方面へ抜けて八景島シーパラダイス方面へ至る、便利な道路です。この道路の重要性は、お台場が開発される前から、物流や、ディズニーランド・成田へのアクセスで大変役割を担っていたことからも分かります。

 都心方面から湾岸線へ接続する路線は、かつては9号深川線に頼っていました。このため、箱崎JCTを経由する必要があり、箱崎は京葉道・常磐道だけでなく当時は東北道に行くにも必ず通らざるを得ない首都高の要衝で、渋滞が絶えず、したがって湾岸線は都心からだいぶ時間がかかる存在でした。

 しかし、レインボーブリッジが完成して状況は一変しました。箱崎を通らずに湾岸線へ行かれる! この利便性は相当なもので、現在では11号台場線が、主たる湾岸線への接続路線となっています。

 ところがレインボーブリッジはそれ自体が観光名所でもあり、また1号羽田線との分岐の形状が渋滞の原因になりやすく、代表的な混雑路線となっています。

 中央環状王子線経由での東北道方面へのアクセスが可能になったことと、
江戸橋~箱崎間の4車線化による平面交差の解消によって、箱崎JCTの渋滞が大幅に減りました。そのため、9号深川線自体はガラガラですし、むしろこちらの方がよほど快適に湾岸線方面へ行かれます。

 従って新木場よりも東に目的地がある場合は9号台場線を利用するのが合理的なのですが、やはりレインボーブリッジからの景色の価値も考えると、どうしても11号台場線に交通が集中してしまうようです。

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