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24歳美容師。会話が苦手で、お客さんと雑談が弾まない。

 
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 お客さんと話すのが苦手、会話が弾まない、と悩む若い美容師が増えているようです。美容師は接客業ですから、人と話すのが苦手なら向いていないのですが、同じ接客業でも美容師は厳しい立場に置かれています。なぜなら、「物販」「セールス」なども接客業ですが、この場合は話すべきことは決まっていますし、話が終われば終了です。

 しかし、美容師という職業は、「話すことなんかないのに、一緒にいる時間が長い」という特徴があり、しかも、話題をまさか髪型のことでずっと引っぱるわけにはいきません。これだけだと、タクシーの運転手も同じですが、美容師の場合は「以前にその客と話した内容を覚えていられない」ことも悩みになります。毎回、来るたびに「お仕事は土日は休みなんですか?」とか同じことを聞くわけにはいきませんね。

 そこで、会話術のないダメな美容師の「あるある」は、質問攻めにすることです。

 「連休はどこかへ行かれたんですか?」……この、年末や夏休み、GWなどの行動を詮索するパターンは、家でごろごろしていた人にとっては不快なものです。会話術の優れた美容師は、こんな唐突にストレートに聞きません。

 「お仕事は土日休みなんですか?」……これも、尋問みたいでイヤですね。しかも、会話が広がるような内容ではありません。

 まずは自分の話、自分の最近面白い話をして、お客さんをの興味を引き出しましょう。
同僚の美容師がとなりで「あいつ、また同じ話してるな」と思うかも知れませんが、それで良いのです。そうすれば、相手への質問も唐突ではなくなり、自然の会話の流れでいろいろ聞けるのです。

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