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裏口入学の価値とメリットがあり得るケースと条件

 
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 裏口入学というのは、親が子供のために金員をはたくことが一般的ですが、我が子の学力を超えてレベルの高い学校に入学させようとする行為ですから、本人にとっては負担になります。親は良かれと思って行うわけですが、そのように背伸びして入れた学校の中で、当然我が子は、最下位なわけですから、その後の努力次第とはいえ、そのまま落ちこぼれてしまったり、最悪の場合は自殺など取り返しのつかないことになる可能性もあります。

 そういったことは、「裏口入学の悲惨な末路」でも紹介しました。

 でも、たった一つだけ、裏口入学にもそれなりの価値がある場合があります。それは、我が子は、よく勉強して、その学校に普通なら絶対に合格できるような成績であるが、万が一、当日の体調や調子が悪く、または苦手な問題が出て、不運にも落ちてしまうようなことは避けたい、という場合です。

 普通にしていれば合格できる学校に対して大金を払うのですから、バカバカしいといえばバカバカしいですが、保険のような意味合いになります。もともと、裏口入学は「てんで話にならない」ような生徒はいくらお金を積んでも入れてもらえないので、ギリギリの生徒か、もしくは普通にしていれば受かる生徒が、中心となっていると考えられます。

 このような行為は不公平で誠実さを欠くので、
全くお勧めできませんが、単に親心としたら、受かるはずの学校を落ちて泣く我が子の惨めな姿を見たくないという意味からも、単純に子供のためを思っても、その観点からだけだと、メリットのある行動だと言えるかもしれません。

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