東京都心で良く見かける「玉子屋」というクルマ。これは、知る人ぞ知る、新手の弁当ビジネスで、日替わり弁当をオフィスに宅配する業者です。基本的に日替わりで、メニューは選べず、出されたものを食べるという寮スタイルで良い人向け。毎日注文が必要で、１日に１０食以上まとめて注文できる場合に限り、配達をしてくれるというものです。

　この業者の魅力は、社員食堂などが福島産など被災地応援と称して放射能汚染食材を社員に食べさせる傾向があるのに対して、野菜の産地などを全て明示していて安心が得られることです。430円という、高くもなく安くもない価格も魅力です。

　一方で、「弁当将軍」は、配達スタイルではなく、オフィスの中まで弁当を売りに来るという行商スタイル。買っても買わなくても良くて、毎日、売りに来てくれるというもうちょっと手軽なスタイルです。

　こちらは、対象エリアが渋谷・青山地区限定で、あまり広がりを見せて いないようですが、競争の激しいサラリーマンの昼食市場は各社がアイディアを絞って参戦していますから、お父さん達には嬉しい話ですね。