いつの頃からか、インスタントラーメン(袋めん)がスーパーで5個セットで売られるのが当たり前になってしまいました。中華三昧など一部の高単価商品はバラ売りされていますが、「サッポロ一番みそラーメン」や「マルちゃんカレーうどん」「チャルメラ」「マルちゃん正麺」など、スーパーでは5個セットばかりで、バラ売りしていないことが多くなりましたね。 単価の安い商品をチマチマ小分けに売るよりもセットにした方が、売上も増えるし管理もラク、ということでしょう。しかし、そう考えているのは誰でしょうか? コンビニでは、バラ売りされています。とすると、そう考えているのはメーカーではなく、スーパーの側だということが分かります。顧客のことを考えるなら、5個入りとバラ売りと両方あればいいのに、それがないのですから、ひどいものです。大は小を兼ねるという考えからは、どちらかしか置かないのならバラ売りだけにするべきです。5個買いたい人はバラ売りでも5個買えるのですから。 従って、袋めんをバラ売りしているか? という点に着目すると 、スーパー各店の顧客志向の度合いが分かるというものです。いろいろなサイズを取りそろえることも、品揃えの充実の一環なのですから、手を抜かずにやって欲しいものですね。 このままでは、そのうちカップ麺までまとめ売りしかしてくれなくなるのではないかと、心配になってしまいます。